【2013/03/31】発行 あなたの街のお医者さんガイド ホームドクター2013 保存版 主要掲載記事全文
内科 消化 札幌 病院 消化器 消化器内科 肝臓 リウマチ ピロリ
1956年に現在地に開設された同交会病院は、開設当初から札幌医大との連携を保ち、消化器系疾患を主体とした内科の病院として、地域に根ざした保健・医療・福祉に努力してきた。これまで一貫して全職員の心の中に培われてきたのは、「人にやさしく、思いやりのある温かい心を持って診療に携わる」という信条で、その精神は今日も変わることなく病院の理念として揚げられている。
同病院が特に力を入れているのが、食道、胃、小腸、大腸、肝臓、胆のう、および膵臓などの消化器系疾患の診断と治療。CT撮影装置、電子内視鏡検査装置などは、現在の医療水準に見合った新型の医療機器を導入しているが、中でもNBI内視鏡システムや、カプセル内視鏡といった最新の医療機器も整えている。
これらの機器を用いた病気の早期発見と治療成績は、地域の医療機関からも評価されている。さらに札幌医大と協力し、リウマチ、アレルギー、膠原病、血液疾患などに対する医療を実施している。また地域のニーズの高い医療を行うため、消化器疾患、肝臓疾患、リウマチ、ピロリ菌感染症に対する窓口も設けている。
入院病床は一般病床118床(内、亜急性病床6床)、医療療養病床48床の計166床。医療療養病床では、多職種のスタッフにより早期の在宅復帰を目指した手厚いケアを実施している。
またリハビリテーション室では経験豊富なリハビリスタッフが対応している。
地域連携室を通じて近隣の医療機関との連携も充実させている。訪問診療も行い、通院が困難な方や高齢者住宅の入居者などを対象に積極的に相談に応じている。また地域の団体、企業、施設などに職員が出向いての、健康にまつわる講演会も好評である。
このほか、地域住民や企業に対する検診、人間ドックにも力を入れている。
院長 小林 壮光氏
1975年札幌医科大学卒業。道都病院院長などを経て2007年院長。日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会各指導医。札幌医大第1内科臨床教授。医学博士。
投稿者:小林壮光 院長