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令和元年6月8日に仙台にて第24回老年看護学会学術集会が開催されました。
東京大学名誉教授である松下正明先生の講演「エイジズムから尊厳に満ちた社会へ」を聞かせていただき、医療者である私たちが、認知症高齢患者の人権や尊厳を守るという意識を強く持ち、老年看護に携わっていくことが重要であると実感しました。
私たちは、「長期臥床による関節拘縮を有した高齢患者へボール運動を介入した効果について」という演題で発表させていただきました。
長期の臥床により四肢の関節拘縮が強く認められましたが、4週間のボール運動を実施したことで、関節可動域の拡大がみられました。その結果、日常生活面の援助で更衣等の処置がしやすくなり、処置時の患者の苦痛表情も見られなくなった、などの意見がスタッフから聞かれました。また、2事例共に、2週間では変化がなく4週間後に変化が見られたことから、長期臥床の拘縮の改善には時間がかかること、4週間という期間で関節拘縮の状況を評価することの重要性について、再認識することができました。
本研究に関しては、2事例でしたが、今後も関節拘縮を有した患者様に対して、このような取り組みを実施していきたいと思います。